がんと診断されたら
日本人の2人に1人が生涯に一度はがんになるといわれる時代です。実際にがんと診断されたとき、心身にはどのような影響が及ぶのか。
健康なうちから知っておきたい心構えを専門家に聞いた記事が2022年12月24日の日経新聞に載っていました。
「がんの診断・告知は、患者さんの心に爆弾が投げ込まれるようなもの」と国立がん研究センター中央病院(東京・中央)支持療法開発部門長で精神腫瘍科医長の内富庸介医師は話しています。
がんと診断された人の多くはそれだけ大きな衝撃を受け「告知されたあとはどうやって帰宅したか覚えていない」という声もよく聞かれます。
がんの診断から1〜2週間程度は、がんであることを否定したり、現実を受け入れようとしたりする不安定な状態が続き、この否認と受容の間で揺れ動きながらも、次第に適応して、現状を知ろうとしたり、治療に取組もうとしたりするようになっていくそうです。
ただし、適応の段階に至るのが難しく、気分が沈んだまま何もする気がしない状態が続いてしまう人もいます。
内富医長によれば「6人に1人が適応障害となり、さらにうつ状態になる人も同程度いる」といっています。
2週間以上たっても不安で仕方がない、よく眠れない、食欲がない、考えがまとまらない、消えてしまいたいような気持になるといったことが続く場合は、適切なケアや治療が必要になるので、「まずは主治医や看護師のほか、がん診療連携拠点病院や地域がん診療病院に設置されたがん相談支援センターに相談をしてほしい」と内富医長はいっています。
治療を受ける上では主治医との積極的なコミュニケーションが重要です。「何を聞けばいいのか分からない」という人も多いので、国立がん研究センターでは医師との面談時によくある質問を網羅的にまとめた冊子を作成しているそうです。
現在は医療の進歩によって克服できるがんが増えてきています。がんに直面した時には、前向きに治療に取組むためにも、心のケアの重要性を覚えておきたいと記事の最後には書いてありました。
配信 Willmake143
date: 2023/01/ 1:00am

がんと診断された人にとって最も恐ろしい言葉は「転移」だと思います。
食道がんと大腸がんについては抗がん剤治療が効きにくくなり、大腸がんの転移とも関連が見られるとのことです。大腸がんは世界で3番目に多いがんで、死亡数では2番目です。
年をとって寝たきりになるのは困ると思っている人は多いはずです。でも、寝たきりになるずっと前からその前兆である「フレイル」は始まっています。
また、「放っておくと筋肉量が低下するサルコペニアや寝たきりの要介護状態に発展することもある。そうなってからでは回復するのは難しいので、その前段階のフレイルにすらならないよう、できるだけ早い時点でフレイルにつながる要因や予防策を見つけて対策に着手することが必要」と話しています。
ところが、「植物性たんぱく質の摂取量は多くても少なくてもフレイルのリスクに大きな影響を与えなかったが、動物性たんぱく質の摂取量が少なくなると、明らかにフレイルの危険度が高くなった」と今井准教授は説明しています。

もの忘れをしたり、たまに人の名前が出てこなくなったりすると「ひょっとして認知症が始まっているでは」と心配になるものです。
製薬大手のエーザイが2020年に始めたセルフチェックツール「のうKNOW」もその一つです。利用者はパソコンやタブレットの画面でトランプカードが次々にめくられるのを見て、カードが前にも出たものかなどの質問に「はい」「いいえ」のボタンで答えていくものです。
運動を取り入れた認知症予防プログラムとして知られるのが国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発した「コグニサイズ」です。暗算やしりとりなど脳に認知的な負荷がかかる状態で、ウォーキングやバイクこぎなど体を動かす予防プログラムです。
身近で簡単にできる健康法として中高年に定着しているウオーキング。最近の研究では、要介護の一歩手前のフレイル(加齢に伴い心身の機能が低下した状態)予防のため、歩き方やバランスが一層注目されています。
研究では、要介護でない60〜91歳の約1700人を対象に、厚生労働省作成の基本チェックリスト(日常生活の様子など25項目)を用いてフレイルの前段階かどうかを判定し、歩数や歩行の速度を2週間計測して調べています。
健康保険証とマイナンバーカードの一体化―。岸田政権が10月、突如打ち出した方針には賛否さまざまな意見があります。なぜ保険証は廃止されるのか、切り替えにはどんな手続きが必要かについて2022年12月8日の朝日新聞が伝えています。
Q 紛失したら情報が流出する恐れはないの?
主食に米を摂取することは、日本人の健康にどのような影響を及ぼしているのか。岐阜大学などの研究者たちが、約3万人の日本人データを用いて分析しています。
残った男性1万3355人と女性1万5724人について、2008年10月1日まで平均14.1年追跡したところ、男性778人、女性907人が心血管疾患で死亡していました。
冬は肌の乾燥に悩まされる季節です。特に皮脂の分泌や角質層の保湿成分が減少する中高年は乾燥しやすく、悪化すると、かゆみや湿疹を引き起こします。
外気が乾燥する上に暖房器具を使う冬は一年で最も肌が乾燥しやすい。人によってはカサカサして白い粉をふいたようになり、症状が進むと、かゆみを伴います。
「不潔にしているからかゆいと思い込んで、ナイロンタオルで強くこすり洗いする人がいるが、これは逆効果。
年をとるとともに感染症にかかって重症化しやすくなります。ワクチンの効果も下がりがちです。その一方で、過剰な免疫の働きともいえる自己免疫病は増えるのはなぜか。
新たなT細胞は増えないので、「古顔」が頑張るしかない。しかし中には「老害」を引き起こすものも出てくるのだそうです。