たんぱく質ファースト
いま老年期の「フレイル(虚弱)」が問題となっています。加齢により筋力が失われ、身体機能や認知機能が低下、心身ともに衰える状態のことです。そんなのまだまだ先のこととお考えですか?
女性の50代前後は筋肉量が急降下する、筋肉の曲がり角です。更年期を境に、筋肉をリザーブできる食事へとシフトチェンジするために婦人画報の2020年2月号は、健康長寿に欠かせない筋肉を育むための栄養の記事を載せていました。
「全身で使われている糖の70%は筋肉で燃やされます。筋肉をうまく使えば、どんな人でもスリムな体形を維持できるのです。
いま、筋肉の効用が次々と明らかになっています。たとえ70歳以上の高齢者でも、運動をすれば脳の海馬が大きくなり、記憶力がよくなるという研究結果もあります。
つまり筋肉をつければ、脳、骨、メンタル、糖代謝、免疫……すべてが好循環になるというわけです。だから筋肉の材料=タンパク質を十分に摂る必要があるのです」と京都大学名誉教授の森谷敏夫先生は言っています。


配信 Willmake143

がんの手術や抗がん剤の使用によって食が細くなることがあります。食べられない原因はさまざまですが、栄養が足りないと体力の回復が遅れ、治療にも影響が出ます。
がん患者さんは高齢者に多く、食事作りを担う配偶者も高齢である場合や、ご家族を亡くされた方が一人暮らしをしているケースも増えてきました。
2020年1月11日に放送されたNHKスペシャルは、自ら認知症であるという重い事実を公表した認知症医療の第一人者 長谷川和夫先生(90)を取り上げていました。
日経Gooday2020年1月特集には、国立長寿医療研究センターの遠藤英俊先生が、最新の研究結果を基に認知症予防について解説していました。
年齢を重ねてくると、最近のことは忘れても、昔のことは鮮明に覚えているという場面が増えてきます。しかし、昔を思い出すことは、決して後ろ向きの行為ではありません。
2020年1月4日付の朝日新聞が、湿度をコントロールして健康で快適に過ごす方法を紹介していました。
一方で[湿度が高くなり過ぎるのも注意したほうがいい]と瀬戸口先生は指摘しています。
人生100年時代、病気を未然に防ぎ、清々し心と健やかな体で毎日をタフに生き抜くには、自らを助ける智慧を少しでも多くもっていることが大切です。
さまざまな研究成果によって、いま急速に唾液の力が解明されてきています。
いま注目されているのは、唾液腺から産出されるBDNFという成分です。
目の表面が乾くことで様々な不快症状が表れるドライアイ。パソコン、エアコンの普及で患者が増えている現代病の一つです。
涙には2種類あるそうです。泣いたときに出る「反射性分泌の涙」と目の表面を常に覆い保護する「基礎分泌の涙」で、後者がドライアイに関係します。
涙の量や質が変化する原因の一つは加齢で、年齢を重ねると涙の分泌量が減ってきます。もう一つの原因は生活習慣の変化です。
空気が乾燥する冬は唇が荒れがちです。放置していると重症化しかねません。また、胃腸障害など他の疾病が潜んでいることもあります。
唇は粘膜と皮膚の境目にあり、他の部位の皮膚とは構造が異なるそうです。
それにもかかわらず、口角炎がなかなか治らなかったり、繰り返したりする場合は、胃腸障害や自己免疫性疾患の可能性があります。
むくみを防いで、いつまでも歩けるようにするために、足の健康についての記事が2019年12月7日の朝日新聞に載っていました。
施設では寝たきりを防ぐため、日中は起きているように高齢者に椅子や車いすで座ってすごしてもらっていますが、ベッドにいる時よりも重力で足がむくみやすくなる上に、ふくらはぎの『筋ポンプ』を使わないとむくみが重症化し、さらには歩けなくなる『座りきり』になってしまうと佐藤准教授は語っています。
むくみの予防に加え、カギを握るのが爪のケアです。足の爪はしっかり踏み込んで歩くために大切な役割を果たします。
高機能の眼内レンズが海外で開発され、日本でも白内障治療の選択肢が広がっているそうです。
「白内障は、透明に近いレンズの部分(水晶体)が濁ってしまう病気で、光を通しにくくなるために、見えづらくなります。
2019年11月30日に「寝たきりでもできる!死ぬまでボケないグーパー体操」という本が光文社から出版されました。著者は、白律神経の研究で有名な順天堂大学医学部の小林弘幸教授です。
実際、手のひらを握って開いて、グーパーを繰り返しているうちに手のひらがあたたかくなってきませんか?
血管の99%を占めている毛細血管は、「栄養血管」ともいわれ、酸素や栄養を体の隅々まで運び、健康を維持する役割を果たしています。