大腸がんと歯周病菌との関係
日本人死亡数第2位の大腸がん。その発症に、食事や運動だけでなく、腸内細菌が関与するのではないかと、
世界中で研究が進められています。京都府立医科大学の内藤裕二教授が、いま明らかになっていることについて、日経ヘルス2022年夏号で語っています。
内藤教授は、「日本では今、年間5万人以上が大腸がんで亡くなっていて、この20年くらいの間に罹患率も死亡率も、世界のトップを走るようになってきました。
アジアの中でもダントツに高い。大腸がんが増える理由は高齢化が進んでいること、食の欧米化などいくつか理由が考えられますが、死亡率が上がっていることを考えると、日本の大腸がん検診制度が十分でないという側面もあるかもしれません。
人を対象とした研究で、食べ物と腸内細菌が大腸がんのリスク因子になることはほぽ明らかになっています」と語っています。
国立がん研究センターで大腸内視鏡検査を受けた616人の便から腸内細菌を解析したところ、がんのステージによって便中に増減する腸内細菌があることが明らかになったそうです。
そのひとつが、フソバクテリウムという菌です。
このフソバクテリウムという菌は歯周病の原因菌で、糖尿病や認知症、早産などとの関係を指摘する報告もあります。
内藤教授が驚いたのは、大阪大学免疫学フロンティア研究センター老化生物学の原英二教授らが2021年に発表した研究です。
大腸がん患者の腸に、健常人の腸にはいない口腔内病原菌が12種類も見つかったと報告した中で、これらの菌が作る酪酸という代謝物質が「細胞老化」と関わることが報告されています。
今回見つかった大腸がんに関連する口腔内細菌は、もともと酸素がない大腸では生きていけない菌なので、すみ着くのは大腸のバリア機能が壊れていたり、抗生物質投与で大腸内の環境が乱れているような、何かしら大腸の弱点がある場合だと思われます。
そう考えるとがん予防のためには、普段から腸内環境を整えておくことが大事なようです。
配信 Willmake143

野菜の摂取量が多い人は認知症のリスクが低いこと、また、野菜に含まれる栄養素の中にも、摂取量が多いほど認知症リスクが低くなるものが複数存在することが、日本人を対象とした研究で示されたということを大西淳子先生が2022年7月21日の日経グッデイで配信しています。
全体の5パーセンタイルに相当する、1日あたりの野菜の摂取量が107gの人と比較した場合に、認知症リスクが有意に低かったのは、1日におおよそ400gを摂取している人だったそうです。
4月ごろから照射量が増加し、9月ごろまで多い状態が続く紫外線から大切な目を守るためにサングラスについての記事が週刊朝日2022年7月15日号に載っていました。
石岡医師は、サングラスを選ぶにあたり、色が濃いレンズのほうが、紫外線をカットできると勘違いしている人が多いと指摘します。
2022年7月9日付の日経新聞が、認知症リスクを高める難聴についての記事を載せていました。
感音難聴には加齢によるものと大きな音が原因の音響性外傷があり、加齢による感音難聴は「年のせいでしょうがない」「まだ家族の話は分かるから」と積極的に受診しない人も多いそうです。
日本補聴器工業会が2018年に行った調査では、日本で難聴を自覚する人のうち、補聴器を持つ人の割合は14.4%。これは40%を超える英国など欧米諸国と比較して低いレベルです。
新型コロナ禍で在宅勤務が増えて活動量が減ったと感じている人は多いのではないでしょうか?活動量の低下は将来のサルコペニア発症に影響する恐れがあります。
サルコペニアとは「高齢期にみられる筋肉量咸少と筋力低下もしくは身体機能の低下」のことです。
気をつけるべきは筋肉量・筋力の低下、ひいてはサルコペニアの発症につながる活動量の低下です。
低気圧の接近とともに、体調が悪くなる経験をしたことはありませんか?近年、それらは「低気圧不調」や 「天気痛」などの名前で認知されつつあります。
中部大学教授の佐藤純医師は、これらの症状を専門に研究し、なかでも天気の悪さによる痛みの悪化や寒暖差による不調を「天気痛」と命名。
週刊朝日2022年6月24日号は、「高齢者の医療検査や治療はどの程度の頻度や内容が必要なのか」についての記事を載せています。
さらに、7鮃で無症状の人にMRI(磁気共鳴断層撮影)による脳ドック検査を推奨しない。脳出血などのリスク発見に優れた画像診断検査とされる。
最近、スーパーでアーモンドミルクをよく見かけるようになりました。牛乳と豆乳に続く “第3のミルク”として注目を集めるアーモンドミルクを週刊朝日2022年6月24日号が紹介していました。
アメリカでアーモンド農家の人たちの若々しさに気づき、約20年間アーモンドの研究を続けている慶応義塾大学医学部の井上浩義教授は「以前はアーモンドを粒のまま食べるのを勧めていましたが、子どもや高齢者の中には、粒をかみ砕きにくい人もいます。でも、アーモンドミルクなら摂取しやすくなります。
「脳梗塞の前触れ発作」と呼ばれている一過性脳虚血発作(TIA)についての記事が2022年6月18日付の日経新聞に載っていました。
一過性脳虚血発作(TIA)は、主に顕動脈や心臓にできた血栓(血液の塊)が血流に乗って脳へ運ばれ、脳の血管を一時的に詰まらせることで起こります。
TIAの症状は24時間以内に消失するとされていますが、聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中センターの植田敏浩センター長は「実際には数分から数十分、長くても1時間以内に消えてしまうことが多い」と話しています。
TIAの代表的な症状は「顔・腕・言葉・目」でチェツクできます。
2022年6月11日付の日経新聞に「夏の食中毒 どう防ぐ」という記事が載っていました。
食中毒はどう防げばいいのか。
菌を増やさないことも大切で、食品は購入後速やかに冷蔵庫で保存することです。